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やってみないと分からないでしょ?直感を信じる力:遠藤明日香さん


 

<プロフィール> 遠藤明日香 オーストラリア、シドニー在住 ダンサー、サウンドヒーラー、KoKeBee代表(AIY Australia Pty Ltd)



高校で始めたチアダンスをきっかけにダンスの世界に入る。

以後ダンサーとして生計を立て、出産までの約15年間、日本、アジア、オセアニアなどで活動。その後ヨガ講師にもなり、ダンスやヨガのインストラクターとしてのべ5万人を指導。



30代後半からはサウンドヒーラーとしての活動も始め、個人セッションでエネルギーを整えたりするだけでなく、パフォーマンスにも取り入れている。

2016年にはKoKeBee(こけびー)というブランド名でみつろうラップの会社を立ち上げる。エコなグッズの販売、またプラフリ講師の育成にも努めのべ150名以上の講師を輩出。ワークショップを通してエコの啓蒙活動に取り組んでいる。

2023年には環境絵本”きみにはなにが できるかな”を出版準備中。

二児の母


 

ーあすかさんは今現在、こけびー(あすかさんが代表を務める蜜蝋ラップ販売等を通じてサステイナブルを推進する活動をしている会社)、ダンス、サウンドヒーリングなどのたくさんの活動をされていますよね?まずは、こけびーを始めたきっかけについて教えてください。


始まりは、一枚の蜜蝋ラップとの出会いからです。前共同代表で、現在アドバイザーという形でこけびーに関わっている郁子が私のヨガクラスに来ていたのがきっかけです。クラスの後、みんなでピクニックに行ったことがあったのですが、その時に郁子が蜜蝋ラップ(繰り返し使えるナチュラル素材の食用ラップ)を使ってたのを見て、「可愛いしエコ!」と感動して。


その時は、あまり深く考えずに「日本ではまだ知られていないから売れるんじゃない?面白そう!」と創立メンバーのゆかと、郁子を私が誘う形で蜜蝋ラップを作り始めました。それまでは蜜蝋ラップを作ったこともないし、最初は、ああでもない、こうでもないって、蜜蝋の配分を実験して、やっと「これならいけるんじゃないか?!」という自信を持てる黄金の配合比を見つけ、まずはシドニーの日本語学校のバザーに出してみることから始めました。その後すぐ、皆さんに存在を知ってもらう目的でオンライン日本人コミュニティで格安セールをしたら、実は飛ぶように売れたんですよ。だから「いける!」と思ったのも束の間で、そのセールが終わった途端全然売れなくなってしまったんです。そこからが本当のビジネスとしての試行錯誤開始でしたね。


すでにナチュラル志向の生活をしていた郁子の影響もあり、シャンプーをやめたりとか、ちょうど自然派生活に目覚めたところでもありました。でも、こけびーに関しても「世界を救うぞ!」とかすごいことを考えていたわけじゃなく、ただ「楽しそう!」から始まったことだったので自分の知識とかも全然追いついていなくて、やっとそこから、こけびーの活動のおかげで一緒に成長できた感じです。



Women crafting beeswax rap
みつろうラップの手作りワークショップの様子(こけびーのHPより引用)


ーなるほど。きっかけって、すごく些細なことだったりもするんですね。明日香さんはそれまでは日本でヨガやダンスなど、体に関わるお仕事をされていましたよね?でもそれが、なぜ急に全く違う分野に興味が出てきたのでしょうか?



私、本当にいつもキッカケが安易なんです(笑)ダンスは高校の先輩が踊っているのを見て「かっこいい!やりたい!」で始めちゃったし、ヨガも30歳になった頃に「ダンスやっていて体柔らかいし、インストラクターできるんじゃない?」という浅い考えでやることにしたんです。でも、実際やってみたら全然簡単じゃなくて、体の使い方も間違っていることだらけだったんですよ。それまではヨガって、ポーズをとるだけだと思っていたんですが、マインドのことを学ぶようになって、それまで考えたこともなかったことを深く考えるきっかけになりました。


私、まずはバーンと飛び込んでみて、そこから学んでいくタイプなんです。でも、始めてみたら奥が深くてのめり込んじゃう感じです。今でも「やってみないと分からないじゃん。」と思う思考の癖は、そういった経験の積み重ねから生まれたものかもしれません。


こけびーは、ぽんと目の前に現れた感じでしたけど「やってみたい!」という気持ちに乗っかった感じです。



ーそれってすごいですよね!世の中、やりたいけどお金がないとか、時間がないとか、色々頭で考えてしまってバーンと飛び込めない人がほとんどだと思うのですが、明日香さんが直感を信じてすぐに行動に移せる秘訣って何だと思いますか?


ダンスは高校生(16歳)から始めて、それからダンス三昧の3年間だったんです。その後短大でもずっとダンス続けていたんですけど、ダンス漬けの毎日だったので1年お休みした期間があったんですね。でもその後また復帰して、今度はジャズダンスを始めたのですが、その頃はもう親からはちゃんと就職しないといけないとか、ダンスだけじゃ食べていけないでしょ?みたいなことも言われて迷っていた時期だったんです。


そんな時に、たまたまオーラが見えるという人に街で声をかけられて「3ヶ月前くらい前から変わったことなかったですか?」と聞かれたんです(笑)それがちょうど私がダンスに復帰した時期と重なっていたんですが「あなたがやろうとしていることに対してすごい光が出てるからそれを頑張ってください。」と言われて、その人はそのまま立ち去っていったっていう経験をして。


そしてその3ヶ月後くらいに、また違う場所で信号待ちの時に別の人に同じように声をかけられる経験があって、ずっとモヤモヤしていたけど、そこで「ダンスを続けていこう!」という気持ちになることができました。


小学校でも親の言うことを真面目に聞いて、塾に行って中学校受験のために頑張るような子だったので、それが人生で初めて親に反対して自分の意志を貫いた経験だったかも。でも、そのおかげで「私の思っていることは間違ってないんだ!」という自信につながったというか、自分の直感ややりたいことを信じていけば大丈夫という気持ちにつながったと思います。




Japanese women with kimono
文化イベントに参加される明日香さん

ーそれはなかなかない経験ですね(笑)そんな人たちを引き寄せてしまうほどのオーラが出ていたということですね。サウンドヒーリングもそんな感じで、直感的に始められたのですか?


昔からダンスをしていて、ダンスは常に曲に合わせて踊るので私の周りには常に音楽があって、ヨガの時もヒーリング音楽とかをかけたりはしていました。でもヨガをやりつつも「何かが足りない。」と思っていたところもあって、シンギングボールに出会ったときに「自分でも弾けたらいいな。」と思ったことがきっかけです。私はそれまで楽器が何もできなかったので、やっぱり始める前は「楽器できたらかっこいいな〜。」という気持ちは多少なりともあった気がしますけどね(笑)でもやっぱり、まずはやり始めてから理論とかを学んでみて、改めてガーっとそこにのめり込んでいきました。きっかけは「やってみたい。」という素直な気持ちだったりするんですが、これをやった自分はどんなふうになるのか見てみたいという気持ちはいつもあります。




ー私もそういうタイプなんですけど、読者さんの中には、「色々やりすぎて疲れてしまう。」とか「自分はいったい何屋さんか分からない。」と悩まれる方も多いと思います。明日香さんがたくさんのことを同時にやることで得られているメリットがあるとすればどんなことでしょうか?


え?色々やっている方が楽しくないですか?(笑)色々やっていて疲れるってことは、本当はそれが好きじゃないんじゃないでしょうか?


今って素敵な肩書きに自分を当てはめなきゃ!という風潮がある気がします。肩書きが一つなら、見る人からはわかりやすいかもしれませんが、『これじゃなきゃいけない』に逆に縛られそうだな、と私は感じてしまいます。わかりやすいのはいいと思うけど、型に嵌められたくないなって。その時々で、ダンサーであり、こけびー代表であり、シンギングボールの演奏者として活動しています。


どうしても肩書きを一個に絞りたいと思うなら、色々なことをやっているけど最終的にやりたいことはこれ、というような自分の生きていくミッションみたいなものがそこに含まれていたらオッケーじゃないかな。そうしたら縛られているという感覚は生まれないと思います。



A woman playing Tibetan bowls
屋外でのサウンドヒーリングの様子


ー確かに。一つに決めないといけない、という価値観も周りに言われてのことだったりするかもしれませんしんね。ところで、最近、こけびーの活動で絵本を作られていますよね。子どもたちにもわかりやすいようにサステイナブルとはどういうことかを感じてもらう内容だとのことですが、それはどういったきっかけで生まれたのですか?


これまた単純なんですけど、こけびーを始めた時から「なんか、本とか出してみたい!」という思いがあって(笑)でも、こけびーを始めた時は本当にただの素人で、プラスチックフリーとかエコなことに対して知識もないし先駆者でもないので、専門的な本を書けるわけじゃないからそれは違うなって思っていました。


こけびーの活動ではサステイナブルな生活に意識を向けてもらうようなワークショップをやっているのですが、元々は大人向けだった内容を、子どもにもわかるようにやってほしいというリクエストが最近来るようになったんです。小学生くらいまではワークショップとして理解してもらえるけど、じゃあ、もっと小さい子向けにも何かできないかな?と考えた時に「絵本?」「めっちゃいいじゃん!」となって。絵も子ども達に描いてもらって作るというコンセプトになり、たまたま水彩画のイラストレーターさんも都合良く知り合いに紹介してもらって、クラウドファンディングで資金を調達しながら『みんなで作る絵本』が完成していく流れになりました。全部がカチッとハマった感じです。




ー明日香さんは、そうやって『運』を引き寄せる力もめちゃくちゃ強いと感じます。


とりあえず、「やりたい!」と思って思い描くと、結構思うことが叶うことありますね。自分でも「私は運がいい!」っていつも暗示をかけているからかもしれないです。




ー私も絶対これから「自分は運がいい!」って言い続けます(笑)こけびー設立メンバーの他のお二人は、それぞれ自分のやりたいことをされるために今は活動から離れていらっしゃいますけど、明日香さんがこけびーをやめない理由ってあるんですか?

大変だからやめたいと思ったことは何度もありますよ。でも、今のこけびーには、こけびーの思いを一緒に伝えてくださるアドバイザー講師の人がたくさんいらっしゃって、その方達が本当にいい人ばかりなんですよ!日本でのいろんな繋がりもできるし、学校とか地方自治体とか、個人の活動では繋がれないような団体とも繋がってお仕事をいただけることもあって、その方達の思いを聞いていると「本当にこけびーやっていてよかったな。」って思います。




ー私もこけびーのラップ、使わせていただいているので、ずっと続けていって欲しいです!明日香さん、私からみていつも楽しそうだな、って思うんですけど、楽しくいるためのコツはありますか?


好きなものに囲まれていることって、自分のエネルギーを上げるためにもとても大切だと思います。

私、服とかも断捨離を定期的にしていて『全部好き!って言えるか?』を基準に徹底的に選んでいくので、枚数がすごく少ないんですよ。「これ高かったよな。」とか「まだ使えるかも。」とか、残すための言い訳が出てくるとそれは本当の好きじゃない!

自分が好きだな〜♡と本気で思うものに常に囲まれて生きることで、毎日楽しくいられる気がします。家族もインテリアとかに自分のこだわりがあるタイプではなく、私に全部おまかせにしてくれているので、そういう面ではすごく助かっています。




ー最後に、これから、よりウェルネスを実現しながら人生を送るために、このインタビューを読んでいる方にアドバイスできることやメッセージをお願いします。


『ボディ、マインド、スピリッツ』って、いう言葉、ありますよね? 昔はもっとダンスもしていて、すごく体を動かしていたので健康そうって思われていたんですけど、実は今の方が全然調子がいいです。

やっぱり、一つのエリアに偏るのではなくて、全てが心地よくバランス取れてる状態が一番なんじゃないかな。そこを意識して生きていくといいのじゃないかな?と思っています。




個人インスタ:@asukanatsurallife

KoKeBee HP: https://kokebee.com/

 

編集後記


本当に自分の心に正直で、いつも楽しそうにさまざまな活動をされている明日香さん。

体を使うダンスから始まり、ヨガでマインドとの向き合いに目覚め、今、サウンドヒーリングでさらにスピリチュアルへの歩みを続けるジャーニーの途中のようです。


本編のインタビューでは掲載しませんでしたが、実は明日香さん、旦那様と遠距離で付き合い始めて4日目で結婚を決め、4ヶ月目でご結婚されたというまさに直感婚!「うまく行かなかったら離婚すればいいや。」と思われていたそうで、まさに最強の『やってみないと分からない精神』の持ち主だ…と確信したエピソードでした。


素直に直感に従う力や、自分のことを「運がいい」と言い切れるのは、本当に自分の内側からの感覚に自信がないとできないことだと思います。


これからさらにBody・Mind・Spiritを統合されて、新しい明日香さんが生まれていくことでしょう。これからの明日香さんの『夢中』に目が離せません。



ENVITA編集部


 

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