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他人とのちょっとした社会的な関わりが私たちの幸福にもたらす影響


日常生活の中で、知らない人と、ちょっとした短い会話を交わす場面は少なくありません。例えば、エレベーターでのちょっとした挨拶、レジでの笑顔や軽い会話、道ですれ違った人への一言など。これらのような短いコミュニケーションが、実は、私たちの心身の健康に大きく影響することが研究によって分かっています。





ちょっとした会話が私たちの健康に与える効果


  1. 孤独感の軽減:知らない他人とのちょっとした会話や交流は、社会とのつながりを意識することが可能になり、孤独感を軽減する助けになります。特に日常的に他人と接触することで、社会的に孤立した感じを和らげることができると言われています。

  2. 気分の改善:他人との短いやり取りが、気分を明るくしてくれた経験は皆さんにもあるのではないでしょうか?レジに並んでいる際、コーヒーを買いにカフェに立ち寄った際、バスで隣に座っている人と、ほんの少しの笑顔や優しい言葉を交わすことが、日常生活にポジティブな影響をもたらします。

  3. 社会的なつながり:知らない他人との短いコミュニケーションは、新たな社会的なつながりを築く可能性をもたらします。長期的には、これらのつながりがさらなる交流や友情の発展に繋がることもあります。あるとき、旅行先などでたまたま出会った人と結婚することになったという話も、稀ではありません。そこまでではなくても、友人にちょっと困っていることを話したら、その人がその問題に詳しい他の人を紹介してくれることもあるかもしれません。ちょっとした会話がきっかけで、その先には時に予想がつかない人間関係が広がっているかもしれません。

  4. エンパシーと共感:他人との短い交流を通じて、相手の感情に気づき、共感する力を高めることができます。泣いている赤ちゃんや子供連れのお母さんに対して、ちょっと声をかけてあげることは、相手にとって嬉しいだけでなく、自分自身の幸福感を高めることにもつながります。これは自己理解や他者とのより深い関係を築く上で役立ちます。私たち人間は、社会的な生き物です。小さな会話であれ、コミュニケーションをとって相手を思いやるという小さな行いは、相手にも自分にもポジティブな感情をもたらします。

これらのようななほんの些細な日常の会話であっても、心の健康や幸福に良い影響を与えることが確認されています。


特に日本いおいては「うるさくすることは他人の迷惑になる」という意識が強すぎて、こんな些細な会話さえも全くなく、電車に乗っている時の静けさに逆にゾッとするのは私だけでしょうか?人間的な繋がりが立たれてしまい、それぞれが携帯の画面に見入り、横に座っている人はそこにいるのにそこにいない人のように振る舞う。このような光景は、日常でよく見かけるかもしれませんが、それが「普通」だという感覚になることは、自分の幸福度を下げてしまう原因にもなりかねません。


他人と交わす短い交流には、相手への思いやりや共感を示すだけでなく、自分自身の幸福感を高める効果があることを意識して、日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?



おすすめの本


全て英語の本なのですが、私たちが日常的につながりを保つことがポジティブなインパクトを与えることが書かれています。

この本では、会話が脳に与える影響について議論されています。ポジティブな会話や感謝の表現などが、幸福感を向上させる可能性があると示唆されています。


2."The Village Effect: How Face-to-Face Contact Can Make Us Healthier, Happier, and Smarter"(著者: スーザン・ピンカー)   この本では、対面のコンタクトが私たちの健康、幸福、知性に与える重要性について探求しています。著者は社会学者であり、人間のつながりとコミュニケーションに関する著作が多数あります。


3."The Friendship Cure: Reconnecting in the Modern World"(著者: ケイト・リーヴィン)   この本では、現代社会における人間の友情とつながりに焦点を当て、孤立感や社会的なストレスに対処する方法について議論しています。



 

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