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体の声を聞く:秦麻美子さん

ウェルビーイングは、包括的な『幸せ』の考えかたです。しかし、健康な身体無くしては、そこに健全な精神は宿らないと言われるように、まずは身体の土台を整えることはとても重要です。今日は『身体』の声を聞きながら、自分らしいウェルネスを体現されている秦麻美子さんにお話を伺いました。

 

<プロフィール> 秦麻美子(はたまみこ) タイやメキシコに駐在帯同経験→現在は葉山在住→また海外に移動かも?

ホリスティックヘルスコーチ/骨格ボディメイクトレーナー


体型の変化や体力・気力の低下を感じているアラフィフ女性へ骨格からカラダを整えるセッションと、健康をトータルでサポートしてウェルネスの土台をつくるプログラムを提供。





ー麻美子さんは最近『地球の軸に従って骨格を整える』という『骨格メソッド』の認定資格を取られていましたね?それ以前はピラティスやヨガなどの講師もされていらっしゃいましたが、どのようなきっかけや経緯があってこの骨格メソッドに出会い、資格を取ろうと思われるようになったのでしょうか?


もともと体を動かすことや、体を整えることには興味があったのですが、実は、ヨガの練習をしているうちに手の腱鞘炎になってしまって関節を痛めてしまったんです。

健康のためにやっていることなのに、怪我をしてしまっては本末転倒だな、と、もう一度一から骨格について学び直したいと思ったんです。


以前は身体を整える方法としてピラティスヨガの指導もしてきましたが、それらも土台が整った上で行うには効果があるのですが、関節を無理な方向に曲げたり、筋力のみに頼って体を一時的に整えても、長期的には逆効果のことも多いんです。だから、もっと身体の根本から整えるための方法はないかと考えていた中で、骨格から整えるメソッドにたどりつきました。




ー私も確かに左右どちらかの筋力が弱いとか、柔軟性が低いということばかりです。『骨格メソッド』について興味が湧いてきたので、もう少し詳しく教えてください。骨格を整えるといえば、整体などもありますが、どんなふうに違うのでしょうか?


『骨格メソッド』のユニークなところは物理学の考え方を取り入れているところです。人間の身体の軸、つまり背骨は、本来地球上で二足歩行する際に地球の反力が利用できるように自然なS字カーブを描いています。

でも、そのカーブが崩れてしまい、地球の反力をうまく使えない体になってしまっていることが多いんです。そうすると、バランスが取れていない状態で無理に筋肉を使ってしまって、更なるバランスの崩れや怪我やにつながることもあるんです。


整体との違いに関しては、平らなベッドの上での作業ではないことだと思います。本来背骨と肋骨で囲まれている空間も、かごのようにまあるくボリュームがあるはずなのですが、ぺちゃんこに潰れてしまっている人も多いです。その丸さを取り戻すために骨格メソッドはバランスボールの上で施術をしていきます。


骨格メソッドは、自力(セルフケア)が2割、他力(プラクティショナーの施術)が8割、と言われていて、実際の施術での変化がすごく見られるので、お近くにプラクティショナーの方がいらしたらぜひ実際に体験していただきたいですね。



メキシコ駐在中にヨガのティーチャー仲間と


ーこのメールマガジンでは、ウェルネスをテーマにお届けしているのですが、麻美子さんが考える『ウェルネス』とはどんなものでしょうか?


『心とからだが解放されていて喜んでいる状態』だと私は思っています。『健康』というと心身共に病気でなかったり痛みがない状態を思い浮かべるかもしれませんが、『ウェルネス』という場合は、日々をイキイキと過ごしていて、やりたい!と思った時に心身が軽やかに動く状態だと思っています。




ーやりたいことができるために心身が軽やかに動く状態に常にしておくのは意外と難しいな、と感じることもありますが、何かコツはあるんですか?


自分自身が動けなくなった時というのは、何か心にブロックがある時だと思うんです。今の時代は、情報が溢れすぎてて、頭でっかちになりがちなので、本来自分が何を欲しているのかさえにも鈍感になりがちなのではないでしょうか?


やりたいと思った時に軽やかに動ける自分であるためには、自分の体が欲している感覚に敏感になることが大切だと思っています。だから、私の場合は、本来の自分の心の声が聞けるために日々動いてないといけないんです。私は運動がもともと好きなのですが、そうでない人もいると思いますから、まずは日々の散歩レベルでもいいんじゃないかな、と思います。




ー他にも運動が苦手な方に日々に運動を取り入れるためのアドバイスはありますか?


「運動するぞ!」と思ってやると運動が苦手な方には辛いと思いますので、散歩の途中にも自然の移り変わりを感じながら歩いてみるとか、好きなアクティブウェアを買ってみるとか、気分が上がる音楽を聞きながらというのもいいと思います。あと、お買い物が好きな方は、ウィンドウショッピングをするとか、人に会うのが好きならちょっと徒歩で会いに出かけてみるとか。ショッピングセンターを1時間うろうろするだけでも結構歩いていると思いますし、自分な好きなことと絡めて、今よりも少しだけ動いてみるように意識すると良いのではないでしょうか?



ーウェルネスの実現のために、麻美子さんご自身が生活の中で気にかけていることや、実践していることがあれば教えてください。


日々、いい気分で過ごせているか?ということを大切にしています。

食事や運動も、体の健康のためというよりも、心の栄養になっているか?を意識していますね。


なので、自分が食べたい!と思ったものはお砂糖がいっぱい入っているとか、体に良くないと思考で考えるよりも「今体が欲しているのか?」を基準に心が満たされる方の選択をします。でも、それで毎日が暴飲暴食になるということはなく、やっぱり体って素直に疲れているからこれが食べたい、とかサインを出してきているんじゃないかなと思います。体はある意味正直ですよね。




青空の下でのヨガ

ー最近『人生の夏休みをとりたい』と言うメッセージを発信されていましたが、このことはより良いご自身のウェルビーイングを手に入れるにあたって、どのような意味があるとお考えでしょうか?


10年近く心身の健康について探究してきたのですが、最近特に「遊ぶこと&休むこと」が大切だと感じています。そして、50歳という節目の年なので、人生後半へ向けて一度自分をまるごと見直して、心から望むライフスタイルへシフトする期間にしようと思っています。


最近、成長と進化の違いについて考えることがあったのですが、成長は今の生活の延長線上ですが進化は突然変異のように今とは全く違うものに変わるんですよね。私も、今、蛹のように変容に向けての準備中なのかな、と思っています。




ー人生の夏休みを通じて、どんな変容が起こるのかとっても楽しみですね!これから、よりウェルネスを実現しながら人生を送るために、このインタビューを読んでいる方にアドバイスできることやメッセージをお願いします。


100人いれば100通りのウェルネスがあるので、まずは自分の快/不快をキャッチする感覚を取り戻すことを意識してみてください。それには、まず自分の中の違和感を無視しないこと。自分を縛る思い込みを手放して、食べたい・行きたい・やってみたいという心の声を無視せず叶えてあげていると、心から望む人生へシフトしていけると思ってます。


それでも「なかなか自分の心の声を聞いてあげられない。」という人には、まずは体からアプローチするのがおすすめです。実は、人間のネガティブな感情は筋膜にたまるととも言われていて、私の施術でも背中を緩めると自然と涙が出る人もいるんです。体自体が自分を守ろうとガチッと固まっている場合もあるので、そこを緩めることで本来の感覚を感じやすい自分へ変化できるのではないでしょうか?



 

編集後記


忙しく動き回る毎日の中、身体の声を聞くってなかなか意識できていないことも多いなと感じました。麻美子さんは今年50歳になられたとは思えないほどの若々しさ!自分の体と向き合う時間を意識的に作ることも、体の健康だけでなく心の健康を保ち、若々しくいる秘訣なのかな、と感じました。


まだほんの数名のインタビューをしただけですが、すでに多様な生き方とその方の『幸せ』の形はこれほど違うのだな、ということも実感じています。

皆さんにとっても、このインタビューがもっと『自分らしい幸せの形』を見つけるヒントになれば幸いです。


ENVITA編集部


 

<ENVITAの最新情報が週に2回メールボックスに届きます> ウェルビーイングに興味があっても、忙しい中で心を休め、

自分のために時間を取る習慣をつけるのはなかなか大変ですよね? そんなウェルビーイングの習慣を身につけ、

こなさなければならない作業の合間にも少しでもホッとする時間や

心身を整えるヒントをお届けしていきます。






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